転職成功事例
30代の転職

転職における「年齢と経験のバランス」の大切さ。30代でBIG4のアドバイザリー部門へ

転職ビフォーアフター
資格・語学USCPA全科目合格 TOEIC750点 日商簿記2級
転職前
東証2部 機械メーカー 経理担当
転職後
BIG4監査法人 会計アドバイザリー

ご来社時の相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

相談者様は現職で3社目。これまで2回転職活動をされてきています。1社目は営業事務に従事、2~3社目では経理部としてキャリアを構築されていました。現職に転職すると同時に、自己研鑽の一環としてUSCPAの学習を開始し、全科目合格を機にキャリア相談にお申込みくださいました。

1回目の転職は未経験・第二新卒枠を利用し、経理職へ転向しましたが、2回目の転職には苦労されたとのことです。前職では日次経理業務が中心であったため、決算・開示等の経験を積み、専門性を高めたいという思いから転職活動を開始されました。

「経理」から「経理」への転職は、経験者としての即戦力性が求められます。そのため相談者様も他候補者と比較した際に「年齢と経験のバランス」からお見送りとなってしまうことが多かったそうです。

無事に現職の東証二部上場の経理部から内定を得てからは、「次に転職をすることがあれば、あの時のように悔しい思いをしたくない」という気持ちからUSCPA学習の他、現職でも多くのことを吸収しようと積極的に業務に携わったとお話しくださいました。

相談者様は現職で幅広く経験を積んだからこそ、今回の転職ではこれまでの知識の集積を活かしプロフェッショナルファームで働きたいというご希望をお持ちでした。

決算・開示業務の他、業務改善やオペレーション改革といったプロジェクトにも参画されていたことから、監査法人の会計アドバイザリーに絞り転職活動を進めることとなりました。

転職の目的・転職で実現したいこと

1:事業会社 経理部で培った多岐に渡る業務経験を活かしたい
2:手を挙げれば、様々な業務に挑戦させてもらえる環境

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

「年齢に見合う経験」のために続けた努力

先述にもあるように2回目の転職で「年齢と経験のバランス」を意識した相談者様。現職に入社すると同時にUSCPA学習を開始されましたが、資格学習と併行して、経理業務に意欲的に取り組まれました。予てから経験を積みたかった決算・開示の他、会計システムの導入プロジェクトやIR関連業務、株主総会に向けた資料作成、M&Aにおける財務DDや統合後のPMI(Post Merger Integration)、監査法人対応等にも意欲的に関与されました。

多岐に渡る業務を経験できた結果、当初の予定よりUSCPA取得まで時間を要してしまいましたが、応募先のBIG4監査法人の面接においても「ご年齢に比して豊富な経験を有しており、上場経理部の全体が見えている人材」と高評価をいただくことができました。

自分の得意分野、貢献できるポイントを整理

相談者様は経理として幅広い経験を持っていたことが大きなアピールポイントでした。しかし面接の場で、全ての業務を詳細に語っていては、話が冗長になり、面接官もポイントを押さえることが難しくなります。

そのため面接では話の内容に強弱をつけ、自分の強みを印象的にアピールするよう工夫されました。なかでも会計システムの導入では、社内外の関係者とも連携をとりながら、決められた期日内にプロジェクトを遂行されてきました。

このエピソードはIT知見や折衝・交渉・チームマネジメントといったスキルのアプローチにも効果的だったため、先方からも面接の場で「入社後は〇〇〇といったプロジェクトでのフィット感が高い。ぜひ活躍を期待したい」とポジティブば言葉をかけていただくことができました。

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