転職成功事例
20代の転職

周囲の反対に負けずに掴みとったBIG4内定。会計未経験20代が挑戦した初めての転職

転職ビフォーアフター
資格・語学USCPA全科目合格 TOEIC870 簿記2級
転職前
不動産リース会社 管理部門(バックオフィス)
転職後
BIG4監査法人 会計アドバイザリー

ご来社時のご相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

相談者様とは社会人1年目が終わる頃に、初めて面談でお目にかかりました。現職で新人研修が一段落し、まさに正式な配属先での業務がこれから始まろうとするタイミングでした。新卒では金融業界を志望し、現職の不動産リース会社に入社。これまで4部門にわたる研修を終え、支社のバックオフィスでの配属が決まったそうです。

相談者様は大学在学中からUSCPA学習を始めており、会計に係る業務に従事することを目標にしていました。しかし、配属先となるバックオフィス業務では、支社の営業数値管理等には関与できるものの、経理機能がないため財務会計に携わることができない可能性がありました。そこに不安を感じ、転職活動を検討されていましたが、配属先での業務が本格始動しない中での判断は性急だと思い直し、もう少し頑張ってみようとお決めになられました。

そこから1年後、相談者様から再び面談希望をいただきました。やはり支社に配属後、営業数値の管理等は発生するものの事務よりの業務比重が高く、且つ異動の機会も当面見込めないことをお話しくださいました。

ご両親や兄弟は丸2年の社会人経験だけで転職をすることを危惧し、転職活動を反対されたそうです。家族の意見にも耳を傾け、悩みながら面談に臨んだ相談者様でしたが、ご本人のやりたいこと・USCPAの学習進捗(転職活動中に全科目合格を達成)・コロナ禍以降の転職市場をしっかりとお話しさせていただき、採用意欲の高いBIG4監査法人のポジションに絞って転職活動を開始することにいたしました。

転職の目的・転職で実現したいこと

1:BIG4で専門性を磨くこと
2:研修やOJT制度がしっかりしており、業務をキャッチアップしやすい環境

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

志望理由・経歴の棚卸しを丁寧に

会計未経験であること、加えて社会人経験の短さもあり、相談者様は即戦力性を武器にするよりもポテンシャルをアピールする転職活動となります。そのため社会人としてのスキルを丁寧に棚卸しすることで、経歴書類内で面接官に興味を持っていただけるポイントを広く散りばめるようにしました。

営業数値管理で培った予実分析の経験、社外取引先企業との折衝、営業サポートとして契約書作成や与信管理を行ったことなど…、その他にも業務外の経験として、学生時代の留学経験も交えて記載いただきました。

面接の質疑応答では「自己PRで記載いただいたスキルを、どのように現場で活かすことができるのか」といった会計以外の素養を評価いただけるチャンスもあったそうです。自分のこれまで努力してきたこと、それを監査法人の業務にどう紐づけることができるのか、しっかりと業務イメージを持っていたからこそ内定取得に繋がったのだと感じております。

巡ってきたチャンスを逃さない

相談者様が内定を取得されたポジションはBIG4監査法人の中でも、案件急増と組織拡充のため採用に力を入れているポジションでした。採用温度が高く、採用枠が多いポジションであれば、ポテンシャル層にとって追い風になり面接に繋がる機会も増えます。面接は、書類では伝わりきらない人柄や雰囲気・仕事の姿勢や考え方が見えやすい場であり、ポテンシャル層にとっては実務以外での評価を得やすい傾向にあります。

そのため相談者様におかれましても「いかに面接に繋げていくか」ということに重きを置き、応募ポジションの選定・志望理由の作成や応募書類のブラッシュアップに時間を割いてきました。

転職活動と現職の業務の両立は大変なことも多かったと感じております。それでも弱音を吐かずに、新規求人や採用温度感に変化があった求人には迅速に反応いただき、応募までスムーズに繋げることができました。そういったスピード感ある対応だったからこそ、チャンスを逃さずに選考を進められたのだと感じております。

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