活動をはじめたきっかけと、転職で実現したかったこと
私は大手IT企業でSE・コンサルとして約12年勤務した後、結婚を機に退職して、日系メーカー子会社の事務職として約1年間働きながらUSCPAの勉強を続けていました。 2011年春にUSCPAに完全合格しましたが、資格を活かしての社内での異動が難しかったため、以下の実現を目指して転職活動をいたしました。
(1)USCPAの学習で培った知識と、過去の職歴を活かしたい
(2)海外との接点がある仕事をしたい
(3)ワークライフバランスを重視して長く働きたい
転職活動で苦労したこと
IT企業で長時間残業のために体調を崩し、家庭と両立できずに退職したため、IT関係の仕事は避けたいと思っていたのですが、IT業界の職歴が10年以上あったため、USCPAに合格しても転職エージェントから紹介していただける仕事はITコンサルや事業会社のIT部門がほとんどでした。
最終的に現職(転職先)を選んだ理由
米国企業の子会社のためUSCPAの資格や英語力を活かせること、社内IT監査業務で過去の経験・知識が活かせること、ワークライフバランスを重視した職場であることが理由です。面接で部門の方全員とお会いすることができ、雰囲気が穏やかでこの職場でなら長続きしそうだと思えました。
これからの目標やキャリアゴールをお聞かせください
短期的には新しい職場での仕事に慣れ、現場での戦力となることですが、近い将来海外との会議や出張もこなせるようになりたいです。 世界中に多数の拠点がある企業のため、将来の夢である海外移住につなげることができればと考えております。
転職活動をされる方に向けて、アドバイスを一言
キャリアチェンジには年齢的には早ければ早いほどいいですが、35歳を過ぎても、未経験の業界・職種でも、過去の経験を棚卸してアピールし、USCPAの資格を活かすことができればキャリアチェンジは可能です。 私は科目合格の段階で1度転職活動を行い、完全合格後に2回目の転職で希望の職種につくことができました。まずは早い段階でエージェントに将来の方向性について相談してみることをお勧めします。