ご来社時の相談内容と転職の目的
ご来社時の相談内容
一番初めに転職のご相談をいただいたのは2009年の夏、USCPAに2科目合格をした時でした。本人は、USCPA全科目合格後、大手監査法人に就職し、将来的には海外で活躍したいとの希望をお持ちでした。
ただ、当時はリーマンショック後の転職市場最悪期で、監査法人のみならず、事業会社・金融業界含め、即戦力人材以外の求人が皆無の状況でしたが、現状をお伝えした上で、監査法人の採用状況にも波があり、IFRS導入を見据えて求人回復があり得る事を説明させていただきました。
転職の目的・転職で実現したいこと
1:大手監査法人での監査の仕事を希望。
2:将来的に海外での仕事や金融の仕事にも繋がる環境を希望。
3:高い英語力を活かせる仕事を希望。
キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント
自分自身の目標を諦めず、我慢強く活動を継続
USCPA科目合格の段階から長期的な目標を明確に持っている方でした。転職市場の悪化にも諦める事無く、IFRS検定試験の勉強をしたり、コンサルティング業界や金融業界のキャリアセミナーに積極的に参加したりするなどの努力を重ね、粘り強く活動を継続したことにより、今回の良いご縁に恵まれたと思います。
高い英語力とIFRSに関する勉強
幼少時代から海外で生活をされてきた事もあり、日本語だけではなく、英語力においてもネイティブレベルの高い能力をお持ちであったため、外国人パートナーとの英語面接も実施した中で非常に高い評価がありました。また、IFRS検定試験にも合格し、IFRSに関する知識を蓄えていることもプラスに評価しました、と先方からフィードバックを頂いております。
業界知識についても積極的に吸収する姿勢
採用された部門は金融機関となりますが、弊社で開催した金融業界のキャリアセミナーにも積極的に参加されるなど、金融関連の知識も貪欲に吸収する姿勢と意欲が評価されたと思います。