事業会社

USGAAP・IFRSに基づく経理、FP&A、経営企画、海外子会社管理、資金管理、国際税務

01業務内容

企業がどういった方向に進むべきか舵取りをする役割

一般事業会社の管理部門(コーポレート部門)は会社経営を支える上での、ヒト・モノ・カネ・システム等のインフラを整え、企業がどういった方向に進むべきか舵取りをする役割を担っています。ここではUSCPAと親和性がある「経理財務」「経営企画」「内部監査」について具体的に説明いたします。大前提として事業会社における転職は即戦力性が重視されており、これまでの社会人経験と応募ポジションのマッチングが大切です。30代前半までであれば、これまでの業務経験が直結していなくとも、活かせる素地があればキャリアチェンジは可能です。一方で30代後半からは、これまでの業務経験がダイレクトに活かせるキャリアアップが転職の主流でしょう。「経理財務」「経営企画」「内部監査」はそれぞれ多少の互換性はあるため、互いに部門異動やキャリアチェンジの可能性があります。しかし年齢を重ねるほど経験の深さが求められるため、同一職種同士の転職が望ましいでしょう。

事業会社の業務内容

02求める人物像

03条件・働き方

働き方

日系企業と外資系企業では職位の呼び方が異なります。監査法人やコンサルティング会社のようなプロフェッショナルファームと異なり、事業会社は企業方針によっては「ジェネラル」人材育成に力を入れているところもあるでしょう。特に日系企業はその色が強く、ジョブローテーションを通して異動が発生することも多々あります。領域を狭く尖らせるよりも「広げていく」傾向があります。また昇進についても(旧体制ではありますが)実情として年功序列になっている企業もあります。ただ企業カラーにより、360°評価として全社員が互いの評価を見ることができたり、特定の上司だけでなく複数メンバーの評価を人事考課として導入している企業も増えています。逆に外資系企業ではジェネラルよりも特定領域を極める人材育成方針が多い傾向にあり、また人材評価の手法についても、年功序列というよりはパフォーマンス重視です。(派生として、日系企業が選考において転職回数を気にするのに対し、外資系企業は実力があれば…と転職回数については比較的寛大であることが多いです。)

事業会社の働き方

仕事の忙しさ

・経理財務
月次・四半期・年次等で行うべき業務が明確化しているため、季節性があり業務の緩急は押さえやすいかもしれません。ただ経理財務における年次決算は最も繁忙期であり、この時期は残業が増える・土日のどちらかを出勤する等のイレギュラーな対応をせざるを得ないケースもあります。

・内部監査
年度当初に立案する計画に則って内部監査を実施するため、こちらも比較的スケジュールは読みやすいと言えます。しかし本調査の時期には地方の支社や海外拠点への往査が発生するため、出張が増えたり出張先で監査報告書をまとめたりといった業務の忙しさが発生します。

・経営企画
季節性の業務とプロジェクトベースの突発的な業務が混在しているため、一概に特定の時期が忙しいとは言えません。具体的には予算編成や内部統制等の業務が季節性、M&Aや新規事業の立ち上げなどはプロジェクトベースとなります。ただ全体的に様々な業務・プロジェクトが同時並行で動くので、忙しくはなりやすいでしょう。

年収

スタッフレベルの場合400~800万円程度が相場感と言えます。未経験・もしくはキャリアチェンジを図る方であれば下限に近くなりやすく、同職種での経験を有する方は上限に近く出ることもあります。またマネージャーや管理職候補等の上位職であれば平均600~1000万円程度となります。ただし経営企画における上位職ポジションや部門長クラスは、会社の経営に携わるという高い専門性から、年収相場が高くなるケースもあり、1500万円程度まで出る企業もございます。

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事業会社の転職活動の流れ

  • 書類選考
    書類選考

    応募書類は履歴書・職務経歴書の2種をご用意いただきます。外資系企業へ応募する際は英文レジュメの提出を求められることもありますが、国内企業であれば(大手グローバル企業であっても)ほとんどは和文のみで選考可能です。『未経験可能/ポテンシャル採用』というポジションに応募される社会人経験の浅い方、また業務親和性が少ない方は、「志望理由書」を作成いただいくのもお勧めです。志望理由・自己PR・スキル/資格と言った項目を網羅いただけると、内容としては十分です。

  • 適性テスト
    適性テスト

    適性テストについては、近年実施する企業が増えてきたように感じます。実施は、1次選考(面接+テスト)として同じタイミングで行うか、1次面接通過者に受験してもらうケースが主なパターンです。内容はいわゆるSPI試験(性格・能力)や、企業独自で作成した問題で行います。この場合の企業独自問題は思考力を測る知能問題であったり、経理財務へ応募の方は会計スキルや知識を測るための問題が多いでしょう。

  • 面接
    面接

    面接は通常2~3回を予定しており、順に「現場マネージャークラス+人事担当」「現場部長クラス」「役員」と面接官の職位が上がっていきます。事業会社においては、1回で選考が完結することはほとんどありません。きちんと求人票に則った選考フローで進んでいくため、複数の企業を同時に応募して転職活動を進めていく方にとってはスケジューリングもしやすいかと思います。コーポレート部門は大所帯ではないため、各面接に出てくる現場担当者は1人のことが多く、「1:2(人事含む)」もしくは「1:1」の面接となることがほとんどです。

  • 内定
    内定

    通常1週間程度の検討期間があります。口頭のみで内定が伝えられることはなく、内定通知書(オファーレター)がメール添付で渡されます。通常書類応募~内定までにかかる期間は短い方で1カ月半、長い方で2カ月程度を要するでしょう。

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