日系企業の海外進出コンサルティングについては、求められる要件は採用する会計事務所によって全く異なります。そのため「この要件を満たせば間違いない」と断言はしにくいですが、傾向を分析した際に大きく分けて「会計」「語学力」が注視されやすいことは特筆すべきポイントです。
・会計 ※下記要件の「いずれか」もしくは「複数」を満たすケースが多い。
-USCPA学習中・日商簿記2級程度の会計知識
-事業会社・会計事務所における会計・税務実務経験者
-USCPA・税理士・公認会計士等の有資格者
-監査法人における監査経験
・語学力 ※下記要件の「いずれか」を問うケースが多い。
-TOEIC700~800点程度
-英語に抵抗のない方
語学力については具体的にTOEICスコアを基準として設定する場合もあれば、話そうとする意思(英語に抵抗感がないか)を尊重する場合もあります。特に海外勤務はバイタリティを重要視する傾向にあるため、TOEICスコア以上に本人の英語に対する姿勢や実際にビジネスの場での使用経験を加味することが多いでしょう。